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中仙寺のご案内

  • 宗 派融通念佛宗
  • 山 号金宝山光明院
  • 寺 号中仙寺
  • 総本山大念佛寺
  • 御本尊阿弥陀如来
  • 住 職藤本利弘
  • 所在地堺市東区石原町4丁50
  • 電 話072-285-0727

法事、年忌法要、月忌参り、回向、諸祈願、先祖供養、納骨・一時保管、永代供養、お盆、お彼岸、法話、葬儀、水子供養

融通念佛宗

  • 総本山大念佛寺(大阪市平野区)
  • 開 祖良忍上人(1073年~1132年)

平安末期、永久5年(1117年)5月15日宗祖良忍上人が大原来迎院において修行中、阿弥陀仏から誰もが速やかに仏の道に至る方法(速疾往生)として、
一人一切人 一切人一人
一行一切行 一切行一行
十界一念 融通念仏 億百万編 功徳円満

の偈文を授かり開宗したものである。 自分一人の念仏が他の全ての人(一切人)に及ぼし、一切人の念仏が一人に納まり、計り知れない念仏の数となって功徳も広大になる。ともどもに念仏を唱和する中に、阿弥陀仏の本願力と自己の念仏の力と、一切人の念仏の力とが互いに融通して、現世に喜びあふれ知慧輝く楽土を建設することをめざすという教えである。

主な所蔵仏像

  • 木造 阿弥陀如来立像(江戸時代)
  • 木造 日光菩薩立像(江戸時代)
  • 木造 牛頭天王坐像(平安時代後期)
  • 木造 良忍上人坐像(江戸時代)
  • 木造 法明上人坐像(江戸時代)
  • 木造 十一面観音立像(江戸時代)
  • 石造 地蔵菩薩坐像(室町時代1432年)
  • 木造 弘法大師坐像(江戸時代)
  • 木造 釈迦誕生仏像(江戸時代)

主な年中行事

  • 1月 四方拝代々上人各家回向…午前0時より
  • 2月 節分祭心経奉読祈願
  • 3月 春彼岸会法要祖先回向説教…午後7時30分より
  • 5月 本尊御回在お立ち寄り
  • 8月 法界施餓鬼会、精霊送り…午後3時より
  • 9月 秋彼岸会法要祖先回向説教…午後7時30分より
  • 11月 十夜会小豆おかゆ百万遍祈祷…午後7時より
  • 12月 歳送り大晦日、お勤め…午後24時より(元旦午前0時)
  • 牛頭天王坐像
  • 牛頭天王はインドの舎衛城の祇園精舎の守護神であり、日本では京都祇園の八坂神社などに祀られて病気や災いを除く神として信仰されている。その姿は一定していないが、牛頭を頭上に戴くことは共通している。
    当寺の像は三面四臂(顔が三面・手が四本)の明王形だが、正面から見ると三面であることを感じさせない配慮がされ、忿怒形でありながら直接的な怒りをあらわさない穏やかな感覚で表現されている。頭と胴体の中心部は一材で彫出され、比較的スマートな体つきや浅い彫り口などから平安時代後期12世紀の製作と考えられ、昭和47年3月31日大阪府指定有形文化財に指定されている。
  • 地蔵菩薩坐像
  • 地蔵菩薩坐像の背面に「永享四 壬子 卯五」の刻銘があり、この銘にある室町時代・永享4年(1432年)に製作されたものと思われる。
    『大阪府全誌』には、中仙寺には地蔵堂があり、「地蔵堂に安置せる地蔵菩薩は、比叡山の沙門叡好なる者、肥前国肥御前に感得して比叡山に安置ありしを、後河内国高安の里に移し享禄年中同地の某なるもの石像を負いて廻国し、更に当寺に納めしものなりといふ」との記載がある。
    本像はこの記載に該当するものと思われ、素朴な作風にも僧侶の感得の伝統にも通じるものがあり、中世の刻銘をもつこともあわせて貴重な作例として価値が高い。